奥辺路の顕彰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 13:55 UTC 版)
高野山から護摩壇山・龍神温泉を経て笠塔山麓で分岐し、丹生ノ川沿いに果無山脈を越え、十津川温泉で小辺路に合流するルートと、さらに南進して中辺路に合流する二系統から熊野本宮大社を目指す忘れられた第7の熊野古道「奥辺路」の顕彰が始められた。小辺路の西側を並走するが、現在の行政区分では高野町・かつらぎ町・有田川町・田辺市と和歌山県内を通過する(果無山脈を越えるコースの後半は奈良県に入る)。その存在は地元古老の間でわずかに記憶され語り継がれてきたが、旧清水町の町誌に書き残されていた記述を参考に地域有志が埋もれた古道を確認して整備を進めている。
※この「奥辺路の顕彰」の解説は、「熊野古道」の解説の一部です。
「奥辺路の顕彰」を含む「熊野古道」の記事については、「熊野古道」の概要を参照ください。
- 奥辺路の顕彰のページへのリンク