太部古天神社とは? わかりやすく解説

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太部古天神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 09:18 UTC 版)

太部古天神社

拝殿
所在地 岐阜県加茂郡川辺町中川辺字天神1-1
位置 北緯35度29分20.86秒 東経137度4分2.85秒 / 北緯35.4891278度 東経137.0674583度 / 35.4891278; 137.0674583
主祭神 古天神 菅原道真 天照大御神
社格 式内社(小)、村社
創建 不明
例祭 4月第2日曜日
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太部古天神社(たべこてんじんじゃ)は、岐阜県加茂郡川辺町にある神社

美濃国賀茂郡式内社の太部神社の論社である。別の説によると、太部神社は同じ川辺町にある太部神社という。旧社格は村社。

毎年4月第2土・日曜日の例祭は太部古天神社祭礼といい、2両の山車が曳かれる。

概略

創建時期は不明。かつては太部神社、太部古天神と称していたという。後に菅原道真を合祀したという。

江戸時代は川邊村、石神村、鹿塩村、栃井村(現・川辺町の飛騨川西岸の地域)の産土神として、川邊総社とされていたという。明治以降は中川辺、西栃井の産土神とされている。

祭神

境内社

  • 長野社
  • 牛頭社
  • 蛇毒社
  • 白髭社

太部古天神社祭礼

  • 江戸時代より伝わる祭礼。2両の山車が栃井神社から太部古天神社まで曳かれ、境内では獅子舞の奉納がある。
  • 日曜日の午前6時には「酒買いの儀式」が行なわれる。これは祭礼の早朝、天神の使者「沛王」の面をかぶった氏子が獅子を伴って酒蔵へ行き、天神に捧げる酒を買う神事である。この儀式はすべて身振り手振りのパントマイムで行われる。
  • 沛王は高宗とも漢の武人の別名とも伝えられているが、詳細は不明である。沛王は、面(天狗の面に近いが鼻はあまり高くない)に注連縄状の帯を巻いた姿である。その姿は同じ川辺町内の阿夫志奈神社の例祭(阿夫志奈神社祭り)の蠅追男(猿田彦命を表しているという)に似ている。

文化財

  • 酒買い儀式(町指定無形民俗文化財)[1]

交通機関

脚注

  1. ^ 町指定文化財一覧” (PDF). 川辺町. 2013年4月22日閲覧。



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