天文成象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/03 05:53 UTC 版)
天文成象(てんもんせいしょう)は、元禄12年(1699年)に刊行された日本で最初の星図である。著者は渋川昔尹とされているが、実際には父親の渋川春海がそのほとんどを制作したとされている。 『天文瓊統』巻8には春海自作の星図が掲載されたが、十分なものではなかった。そこで同巻に収められた春海の361座1770個の星官・恒星の観測値と中国の古くからの天文記録を重ね合わせて再構成して図として表記したものである。
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