天文時と常用時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 05:51 UTC 版)
天文学では、クラウディオス・プトレマイオスの創始以来、正午(昼の12時)を1日の起点とする「天文時」(Astronomical time)を使用してきた。これは天文観測の途中で日付が変わるのは不便だからである。しかし、天文時は一般の生活感覚とは異なるので、混乱の元である。 このため、1925年1月1日からは、 天文時に代えて「常用時」(市民時、civil time)(正子(夜の0時)を1日の始まりとする。)を天文学においても使用している(グリニッジ標準時#天文時の廃止)。 ただし、ユリウス日については、現在でも正午が1日の始まりであることに注意が必要である。
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