渋川昔尹とは? わかりやすく解説

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渋川昔尹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 05:28 UTC 版)

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渋川 昔尹(しぶかわ ひさただ、天和3年(1683年)-正徳5年4月4日1715年5月6日))は、江戸時代前期の江戸幕府天文方渋川春海の長男。幼名亀之助。通称図書。

元禄12年(1699年)に将軍徳川綱吉に拝謁する。同年、彼の名義で『天文成象』が刊行される。この著は専ら父・春海の筆によるところが大きいとも言われている。父・春海の昔尹に対する期待は大きく、正徳元年(1711年)に春海は隠居して天文方の地位を昔尹に譲ったが、その4年後に昔尹は33歳で急死した。衝撃を受けた父・春海も10月6日(1715年11月1日))に後を追うように病死した。

参考文献

  • 中山茂 編『天文学人名辞典』(『現代天文学講座』別巻)(恒星社厚生閣、1983年) ISBN 978-4-769-90073-3



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