大陸三国説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:03 UTC 版)
大陸三国説は、高句麗・百済・新羅・伽倻などの三国時代の国々がみな中国大陸にあったという主張である。これらが主に引用する資料の中の一つは、三国史記、三国遺事などに登場するバッタ関連記事である。今の韓国ではバッタの群れによる被害(蝗害)は全然見られないが、三国史記などにバッタの群れによる被害が登場することから見て、三国時代の国々はバッタの群れが今も存在する中国大陸にあったのではないかという主張である。この主張は大陸史観を批判するネチズンたちからの反駁にあい、バッタ関連記事が朝鮮王朝実録にも登場するのが知られると、「李氏朝鮮も中国に位置していた」という主張に変わったりした。
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