大覚寺 (北京市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大覚寺 (北京市)の意味・解説 

大覚寺 (北京市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/24 05:38 UTC 版)

大覚寺

大覚寺(だいかくじ、dajuesi)は、中華人民共和国北京市海淀区にある寺院。陽台山の麓に位置している。建立はの咸雍四年(1068年)にまで遡る。清水院とも呼ばれ、金の時代には金章宗西山八大水院の一つであった。その後、霊泉寺と改名され、明の時代に修復された際に、現在の名前である大覚寺となった[1]

北京西北の郊外にあるため、清水に恵まれ、古い木々とモクレンがあることで有名な寺院である。境内には1000年以上の樹齢であるイチョウの木があり、見所の一つになっている。また境内にお茶を飲める茶院があり、モクレンやイチョウの季節になると多くの参拝客が訪れてくる。毎年4月にはモクレンのお祭りがあり、ちょっとしたイベントを行っている。

大覚寺の大雄宝殿

寺院は西に座し、東を向いている。門は太陽が昇る方角を向いている。これは国時代の契丹人の朝日の建築様式を体現したものである。総面積は6000平方メートルで、弥勒殿、天王殿、大雄宝殿無量寿仏殿、迦陵和尚塔などが主な参拝場所である。

弥勒殿には弥勒菩薩が安置され、その両脇に四天王が安置され、祀られている。大雄宝殿には明の時代に作られたという木造の三体の仏像(左から阿弥陀仏、中央に釈迦牟尼仏、右に薬師仏)が安置され、祀られている。その北側には無量寿仏殿があり、「動静等観」と額が掛けてあるが、それは乾隆帝直筆のものであるそうだ。殿内には中央に阿弥陀仏、左右を観音菩薩大勢至菩薩が安置され、祀られている。

大覚寺のモクレン

脚注

  1. ^ 北京市五大出名寺庙,你去过几个地方呢”. baijiahao.baidu.com. 2019年7月19日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大覚寺 (北京市)」の関連用語

大覚寺 (北京市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大覚寺 (北京市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大覚寺 (北京市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS