大秋川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 19:16 UTC 版)
川名 よみ 長さ(km) 流域面積(km2) (管理区間) 2.5 5.0 出典 大秋川 だいあきがわ 18.0 58.3 (県)岩木川合流点の上流15.0km ○ ○ ├ 平沢川 ひらさわがわ ○ ├ 毒蛇沢 ├ 柴柄沢川 ○ ├ 湯ノ沢 ゆのさわ ○ ├ 白沢川白沢 しらさわ ○ └ 黒沢 ○ 大秋川(だいあきがわ、たいあきがわ)は美山湖の北、四兵衛森(641m)・桧森(510m)に発し、東へ流れる。これらの山域は成立年代から目屋丘陵として白神山地と区別する場合があり、大秋川はその境界になっている。中流にひらけた谷底平野には、鎌倉時代にさかのぼる史跡などもあり、古くから開けていたと考えられている。 この谷底平野の東端で谷が閉塞するが、このあたりは河川争奪によって深く狭い谷が形成されている。伝承では、郷坂沢川はかつては大秋川に注いでいたが、あるとき大陥没が起きて谷ができ、直接岩木川に注ぐようになったとされている。谷をぬけて岩木山の南麓に出ると、岩木山の南斜面からくる支流を集めて岩木川に注いでいる。河口付近では河岸段丘が顕著に発達しており、段丘はリンゴ栽培に活用されている。
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