大王町での晩年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 03:08 UTC 版)
その後は、本名も出生名の「東愛子」に戻し、三重県志摩郡船越村(現在の同県志摩市大王町船越)にバス切符売場兼茶店を出していた旨、吉井勇が随筆に記しており、『日本女性人名辞典』にも同地に小さな売店を経営していた旨の記述がある。1967年(昭和42年)7月、同地で死去した。満68歳没。『官報 昭和四十四年』によれば、愛子の没後、「東愛子」名義の船越の土地は相続管財人により処分されたとのことである。 椙山女学園大学教授・飯塚恵理人の研究によれば、初代英太郎との『奇蹟』、小織桂一郎らとの新派劇『琵琶歌』の録音がSPレコード音源で残されている(#外部リンク)。映画の出演作は、1作も現存していない。
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