大江村 (鳥取県)とは? わかりやすく解説

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大江村 (鳥取県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 13:50 UTC 版)

おおえそん
大江村
廃止日 1918年4月1日
廃止理由 新設合併
伊井田村大江村大伊村
現在の自治体 八頭町
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
八頭郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,605
[1]、1912年)
隣接自治体 伊井田村、隼村八東村、大村、智頭町、大内村、虫井村
大江村役場
所在地 鳥取県八頭郡伊井田村大字塩上字下土居[1]
(伊井田村大江村組合役場)
座標 北緯35度20分33秒 東経134度15分42秒 / 北緯35.34255度 東経134.26164度 / 35.34255; 134.26164座標: 北緯35度20分33秒 東経134度15分42秒 / 北緯35.34255度 東経134.26164度 / 35.34255; 134.26164
特記事項 座標は現在の大江地区公民館位置
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大江村(おおえそん)は、鳥取県八頭郡にあった自治体である。1896年(明治29年)3月31日までは八上郡に属した。

概要

現在の八頭町大江・橋本・下野(しもつけ)に相当する。千代川水系八東川支流の大江川流域に位置した。

往古この地域は大江郷に属した。大江広元国主であったとき橋本に因幡国二宮の大江神社を建てたことから郷名にしたとされ、大江川流域(おおむね旧船岡村・旧大伊村域)を郷域にしていたとされる[2][3]

藩政時代には鳥取藩領の八上郡大江郷(おおえのごう)に属する橋本村・下野村・栃谷村があった[2][3]

沿革

  • 1881年(明治14年)9月12日 - 鳥取県再置。
  • 1883年(明治16年)3月 - 船岡村(後の船岡村大字船岡)に置かれた連合戸長役場の管轄区域となる[3][4]
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行により、 橋本村・下野村・栃谷村が合併して村制施行し、八上郡大江村が発足。旧村名を継承した3大字を編成。伊井田村との組合役場を同村大字塩上村に設置[5]
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により、八上郡・八東郡智頭郡の区域をもって八頭郡が発足し、八頭郡大江村となる。
  • 1918年(大正7年)4月1日 - 伊井田村と合併して大伊村が発足。同日大江村廃止[6]

行政

教育

備考

  • 後の大伊村は船岡町発足直前の1952年(昭和27年)10月16日に大字栃谷を大字大江に改称した[7]

脚注

  1. ^ a b 角川日本地名大辞典 鳥取県「大江村(近代)」「伊井田村(近代)」
  2. ^ a b 船岡町誌(船岡町誌編纂委員会、1968年)
  3. ^ a b c 初稿八頭郡誌(八頭郡郷土文化研究会郡誌編集専門委員、1982年)
  4. ^ 府県管轄区域郡区町村名集覧(樋口文治郎、1888年)
  5. ^ 鳥取県改正市町村名及役場区域 明治22年10月改正(横山敬次郎、1889年)
  6. ^ 「村廃置並区域変更」『官報』1918年4月5日国立国会図書館デジタルコレクション
  7. ^ 「鳥取県告示第517号・大伊村の字の名称変更」『鳥取県公報 第2362号』1952年11月7日鳥取県立公文書館

関連項目




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