大山喬平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 02:06 UTC 版)
人物情報 | |
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生誕 | 1933年5月7日 日本京都府京都市 |
出身校 | 京都大学 |
学問 | |
研究分野 | 歴史学(日本史) |
研究機関 | 京都大学 |
学位 | 文学博士 |
大山 喬平(おおやま きょうへい、1933年5月7日[1] - )は、日本の日本史学者。京都大学名誉教授。専門は中世農村史。
経歴
1933年、京都市生まれ。1957年3月 に京都大学文学部国史学科を卒業。同大学大学院に進み、1962年3月 京都大学大学院文学研究科博士課程を単位取得退学。
1963年10月より 名古屋市立大学専任講師。1964年4月、名古屋市立大学経済学部助教授。1969年4月 より大阪市立大学文学部助教授。1971年4月より京都大学文学部助教授。1981年7月 には『日本中世農村史の研究』を提出して 文学博士 号を取得。1985年4月、京都大学文学部教授に昇進。1996年4月より京都大学大学院文学研究科教授。1997年3月、京都大学を定年退官し、名誉教授となった。
その後も、1997年4月より大谷大学文学部教授。1999年4月からは大谷大学文学部特別任用教授。2004年4月からは立命館大学COE機構招聘教授をつとめた(2007年3月まで)。
人物
大学では赤松俊秀、林屋辰三郎に師事[2]。大阪市立大学名誉教授河音能平や一橋大学名誉教授の安丸良夫は京大での同期[2]。
門下生
- 勝山清次(京都大学名誉教授)[3]
- 水野章二(滋賀県立大学名誉教授)[4]
- 伊藤俊一(名城大学教授)[5]
- 佐藤泰弘(甲南大学教授)[6]
- 川端新(元山口大学助教授)[7]
- 橋本道範(滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員)[8]
※同分野(荘園制・村落史を専門とするものに限る)
家族・親族
著書
- 『日本の歴史 9 鎌倉幕府』小学館、1974
- 『日本中世農村史の研究』岩波書店、1978
- 『ゆるやかなカースト社会・中世日本』校倉書房、2003/増補版・法蔵館文庫、2024
- 『日本中世のムラと神々』岩波書店、2012
共編著
- 第3輯 細川頼之と西山地蔵院文書 思文閣出版 1988
- 第9輯 浄土宗西山派と三鈷寺文書 1992
- 『中世荘園の世界 東寺領丹波国大山荘』思文閣出版 1996
- 清水三男『日本中世の村落』馬田綾子共校注 1996 岩波文庫
- 『東寺百合文書を読む よみがえる日本の中世』上島有、黒川直則共編 思文閣出版 1998
- 『中世裁許状の研究』塙書房 2008
- 『長楽寺蔵 七条道場金光寺文書の研究』村井康彦共編、法蔵館 2012
- 『古代・中世の地域社会 「ムラの戸籍簿」の可能性』三枝暁子共編、思文閣出版 2018
記念論集
- 『日本国家の史的特質 古代・中世』大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997
- 『日本社会の史的構造 古代・中世』大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997
参考
- https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784751734001
- J-GLOBAL
- 京大文学部の百年
脚注
- 大山喬平のページへのリンク