大和町 (池田市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大和町 (池田市)の意味・解説 

大和町 (池田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 00:48 UTC 版)

日本 > 大阪府 > 池田市 > 大和町 (池田市)
大和町
大和町
大和町の位置
北緯34度49分22.8秒 東経135度25分42.5秒 / 北緯34.823000度 東経135.428472度 / 34.823000; 135.428472
日本
都道府県 大阪府
市町村 池田市
面積
 • 合計 0.051 km2
人口
(2017年)
 • 合計 438人
 • 密度 8,600人/km2
郵便番号
563-0054

大和町(だいわちょう)は、大阪府池田市にある地名である[1][2][3]。丁番をもたない単独町名である[4][3]。郵便番号は 563-0054 である[5]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 438 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[3]。面積は、2018年3月末時点で 0.051 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[3]

地理

池田市の西部に位置する[4][6][7]。北は、栄本町建石町と接しており、東は、上池田一丁目と接している[4][7]。南は、城南一丁目、菅原町と接しており、西は、栄町、栄本町と接している[4][7]

当地域や栄本町から建石町の高台にかけての坂は、「めんも坂」と呼ばれており、坂の中ほどに「めんも楼」という旅館が存在したことに由来するとされる[8][7]。当地域の西端部を、大阪府道9号箕面池田線が通っている[4]。当地域の南端部を、菅原上池田線が通っている[9]。当地域は、池田市立池田小学校および池田市立池田中学校の校区に含まれる[10]

歴史

池田市立池田小学校

1857年(安政4年)写しの『池田村絵図』には、内田町、荒木町との表記が見られる[11]。1874年(明治7年)2月、第一番小学校(現在の池田市立池田小学校)が開校される[12][13]。1925年(大正14年)、池田幼稚園が開園される[13]。1944年(昭和19年)4月、町名変更が行われ、内田町の全域、荒木北の大部分、荒木南の一部、三笠、白園、猫新開が大和町となる[14][11]。1949年(昭和24年)、池田幼稚園の北側にあった小林牧場が閉鎖される[15]

1963年(昭和38年)、池田警察署が本町から大和町432の2に移転される[16]。1965年(昭和40年)9月、学校給食センターが業務を開始する[17][18]。1970年(昭和45年)3月1日、大和町の一部が建石町、栄町、栄本町に編入され、栄町二丁目の一部を編入し、新たに大和町が制定される[1][19]。2002年(平成14年)3月、学校給食センターがリニューアルして開設される[20]。「ランチポケット」という愛称が決められた[21]。2004年(平成16年)4月、さくら幼稚園が開設される[22]。2013年(平成25年)7月、パティスリーモンターニュ (Patissier MONTAGNE) が開店される[23]

施設

脚注

  1. ^ a b 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 707.
  2. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 75.
  3. ^ a b c d e f g h i 池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2020年1月26日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『都市地図 大阪府 池田市』 2015.
  5. ^ 郵便番号・住所”. 日本郵便. 2025年2月5日閲覧。
  6. ^ 池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2020年1月26日閲覧。
  7. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 1424.
  8. ^ 創業天保12年 銘菓創庵福助堂”. 福助堂. 2020年1月26日閲覧。
  9. ^ 池田地区の整備事業”. 池田市. 2020年1月26日閲覧。
  10. ^ 市立学校通学区域表”. 池田市. 2020年1月26日閲覧。
    通学区域図”. 池田市. 2020年1月26日閲覧。
  11. ^ a b 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 76.
  12. ^ 沿革”. 池田市立池田小学校. 2020年1月26日閲覧。
  13. ^ a b 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 785.
  14. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, pp. 687–689.
  15. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 77.
  16. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 472.
  17. ^ 池田市広報”. 池田市 (1965年9月10日). 2020年1月26日閲覧。
  18. ^ 1960年~”. 池田市. 2020年1月26日閲覧。
  19. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 564.
  20. ^ 2000年~”. 池田市. 2020年1月26日閲覧。
  21. ^ 広報 いけだ”. 池田市 (2002年3月1日). 2020年1月26日閲覧。
  22. ^ 広報 いけだ”. 池田市 (2004年2月). 2020年1月26日閲覧。
  23. ^ a b Staff紹介”. パティスリーモンターニュ. 2020年12月19日閲覧。

参考文献

  • 『都市地図 大阪府 池田市』昭文社、2015年2月。ISBN 978-4-398-97735-9 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。 ISBN 978-4-04-001270-4 
  • 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。 
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第3巻 近代編』池田市、2009年3月31日。 
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  大和町 (池田市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大和町 (池田市)」の関連用語

大和町 (池田市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大和町 (池田市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大和町 (池田市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS