新庄町町歌とは? わかりやすく解説

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新庄町町歌

(大和新庄町歌 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 09:11 UTC 版)

新庄町町歌

町歌の対象
新庄町 (奈良県)

作詞 前川佐美雄
作曲 平井康三郎
採用時期 1975年[1]
採用終了 2004年9月30日(翌日に當麻町と合併し葛城市となったため)
言語 日本語
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新庄町町歌」(しんじょうちょうちょうか)は、日本奈良県北葛城郡新庄町(現在の葛城市)がかつて制定していた町歌である。作詞・前川佐美雄、作曲・平井康三郎

本記事では、町歌と同時に制定された町民音頭新庄音頭」についても解説する。

解説

「新庄町町歌」
サウンド・フォーシングル
A面 新庄町町歌
B面 新庄音頭
リリース
規格 シングル盤
ジャンル 町歌音頭
レーベル テイチク(50-66)
作詞・作曲 作詞:前川佐美雄(#A)、前登志夫(#B)
作曲:平井康三郎(#A)、キダ・タロー(#B)
編曲:大垣公光(#A, B)
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1975年(昭和50年)に町歌・町民音頭の2曲を同時に制定した[1]。作詞・作曲のいずれも懸賞募集に拠らず、町歌は歌人で名誉町民の前川佐美雄[2]、音頭は詩人吉野郡下市町出身の前登志夫に依頼されたものである。歌詞中では新庄町と同じ「新庄」を冠する山形県新庄市羽前新庄)や岡山県新庄村美作新庄)との区別もあり「大和新庄」の呼称が用いられていることから「大和新庄町歌」とも呼ばれる[2]。制定時に テイチクレコードがサウンド・フォーの歌唱によりA面に町歌、B面に「新庄音頭」を収録したシングル盤規格品番:50-66)を製造した。

新庄町は2004年(平成16年)に同じ北葛城郡の當麻町と合併して葛城市となったことから「新庄町町歌」は「當麻町町歌」と共に廃止され、2006年(平成18年)に新しく葛城市歌「緑の風」が制定された。葛城市歌の作曲は旧「新庄音頭」と同じキダ・タローに依頼されている。

新庄音頭

町歌のレコードB面に収録された「新庄音頭」は全10番だが、シングル盤は収録時間の都合により5~8番が省略されている。1992年(平成4年)に発売されたCD『浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて』(SLCS-5002~5003)では、ディスク1のトラック41に「新庄音頭」が収録された。

葛城市の公式サイトでは「新庄町町歌」が紹介されていないのに対し「新庄音頭」はシングルで省略された部分を含めて歌詞全文を掲載している[3]

出典

  1. ^ a b 昭和41年から50年”. 葛城市役所. 2025年3月10日閲覧。
  2. ^ a b ふるさとを詠んだ昭和の歌人 前川佐美雄”. 『広報かつらぎ』2014年1月号, pp4-5. 葛城市役所. 2025年3月10日閲覧。
  3. ^ 新庄音頭”. 葛城市役所. 2025年3月10日閲覧。

関連項目




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