大吉山瓦窯跡
名称: | 大吉山瓦窯跡 |
ふりがな: | だいきちやまかわらがまあと |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 宮城県 |
市区町村: | 大崎市古川小林 |
管理団体: | 大崎市(昭51・4・16) |
指定年月日: | 1976.03.31(昭和51.03.31) |
指定基準: | 史6 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: |
大吉山瓦窯跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 22:24 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動座標: 北緯38度37分23秒 東経140度55分17秒 / 北緯38.62306度 東経140.92139度大吉山瓦窯跡(だいきちやまかわらがまあと)は、宮城県大崎市古川小林字浦越にある、奈良時代から平安時代にかけての窯跡。1976年3月31日に国史跡に指定された。
概要
陸奥国の官窯とみられる。8世紀前半に役所や寺院などの屋根瓦を生産した場所である。例えば、多賀城や多賀城廃寺などの瓦が生産されている。標高約50mの丘陵東側斜面に立地し、地下式窖窯が5基ほど並んでいたと推定されている。発掘された遺物は、重弁蓮華文軒丸瓦・アーチ形の蓮華文鬼板・平瓦・丸瓦など様々。鬼板の左脚部には「小田建万呂」の陽刻があるほか、丸瓦には「下」・「毛」の箆書がある[1]。
脚注
- ^ “指定文化財〈史跡〉大吉山瓦窯跡 - 宮城県公式ウェブサイト”. www.pref.miyagi.jp. 2021年1月25日閲覧。
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