大吉山瓦窯跡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 国指定文化財等データベース > 大吉山瓦窯跡の意味・解説 

大吉山瓦窯跡

史跡名勝記念物のほかの用語一覧
史跡:  大原廃寺塔跡  大友氏遺跡  大口筋  大吉山瓦窯跡  大和井  大坂城石垣石切丁場跡  大坊古墳

大吉山瓦窯跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 22:24 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
大吉山
瓦窯跡
位置

座標: 北緯38度37分23秒 東経140度55分17秒 / 北緯38.62306度 東経140.92139度 / 38.62306; 140.92139大吉山瓦窯跡(だいきちやまかわらがまあと)は、宮城県大崎市古川小林字浦越にある、奈良時代から平安時代にかけての窯跡。1976年3月31日に国史跡に指定された。

概要

陸奥国の官窯とみられる。8世紀前半に役所や寺院などの屋根瓦を生産した場所である。例えば、多賀城や多賀城廃寺などの瓦が生産されている。標高約50mの丘陵東側斜面に立地し、地下式窖窯が5基ほど並んでいたと推定されている。発掘された遺物は、重弁蓮華文軒丸瓦・アーチ形の蓮華文鬼板・平瓦・丸瓦など様々。鬼板の左脚部には「小田建万呂」の陽刻があるほか、丸瓦には「下」・「毛」の箆書がある[1]

脚注

  1. ^ 指定文化財〈史跡〉大吉山瓦窯跡 - 宮城県公式ウェブサイト”. www.pref.miyagi.jp. 2021年1月25日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大吉山瓦窯跡」の関連用語

大吉山瓦窯跡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大吉山瓦窯跡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大吉山瓦窯跡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS