大佛寺 (高岡市)とは? わかりやすく解説

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大佛寺 (高岡市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 02:07 UTC 版)

大佛寺

大佛寺
所在地 富山県高岡市大手町11番29号
位置 北緯36度44分44.3秒 東経137度1分2.0秒 / 北緯36.745639度 東経137.017222度 / 36.745639; 137.017222座標: 北緯36度44分44.3秒 東経137度1分2.0秒 / 北緯36.745639度 東経137.017222度 / 36.745639; 137.017222
山号 鳳徳山
宗旨 浄土宗
創建年 不詳(1221年1609年頃?)
開基 不詳
中興年 1745年
中興 等誉上人(極楽寺第15代住職)
良歓(等誉上人の弟子)
正式名 鳳德山大佛寺
札所等 高岡市新西国三十三箇所第二十九番札所(馬頭観音菩薩石像)
文化財 銅造阿弥陀如来坐像(高岡市指定有形文化財
時鐘(高岡市指定有形文化財
法人番号 3230005006462
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大佛寺(だいぶつじ)は、富山県高岡市大手町(もと定塚町[1])にある浄土宗の寺院。境内にある銅造阿弥陀如来坐像は高岡大仏(たかおかだいぶつ)として知られる。山号は鳳徳山(ほうとくさん)[2]

歴史

創建当時のことを記録した書物などは現存せず、創建年や開基については不詳だが、高岡大仏が最初に建立された1221年前後には既に大仏を祀る寺院が存在したか、高岡大仏が現在の位置に移転した1609年前後に創建されたと考えられている。

度重なる火災で一時は荒廃していたが、1745年、坂下町の極楽寺の第15代住職である等誉上人と、その弟子である良歓により中興された。

境内

寺務所

境内の中で最も大きい建物。

銅造阿弥陀如来坐像

銅造の阿弥陀如来の坐像。全体の高さは15.85m。「高岡大仏」として知られ、日本三大仏を称する。1981年4月15日高岡市指定有形文化財に指定[3]された。

時鐘

大佛寺 (高岡市)の時鐘

境内にある梵鐘。もともとは江戸時代に町民に時間を知らせるために金屋町鋳物職人によって造られたもの。数度の火災の後、1931年に大佛寺に移転され、現在に至る。現在も朝夕に突かれている[4]1962年3月30日高岡市指定有形文化財に指定[3]された。

馬頭観音菩薩石像

境内にある馬頭観音の石像。高岡市新西国三十三箇所第29番霊場。

交通アクセス

脚注

  1. ^ 現在の定塚町、古城(こじよう)、大手町(おおてまち)、高陵町(こうりようまち)、東下関(ひがししもぜき)、中川町にあたる
  2. ^ 国宝のある町高岡 高岡市
  3. ^ a b 高岡市指定文化財”. 高岡市. 2019年4月20日閲覧。
  4. ^ 『西部 ふしぎ散歩12 高岡大仏なぜ愛される 大仏寺境内の時鐘』北日本新聞 2020年6月27日17面

関連項目

外部リンク




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