大乗仏教内部での部分的非仏説論とは? わかりやすく解説

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大乗仏教内部での部分的非仏説論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:23 UTC 版)

大乗非仏説」の記事における「大乗仏教内部での部分的非仏説論」の解説

大乗仏教内部でも、大乗仏典には「非仏説」の「偽経」や「魔説」も混入している、という「部分的仏説論」が、古くから存在していた。4世紀釈道安は「疑経録」の中で、サンスクリットから翻訳された「真経」と、サンスクリット原典存在せず中国で「仏説」に擬して撰述された疑いのある「疑経」(疑偽経典)を分けている。9世紀仰山慧寂は、『涅槃経』は全文が「仏説ではなく「魔説」である、と断言して、師である高僧から「今後、きみは誰からも支配されることはないね」と評価された。大乗仏教中でも、「不立文字」の思想をかかげる禅宗は、文字書かれ書物を「仏説」とあがめて疑いもなく信じこむ態度否定してきた。

※この「大乗仏教内部での部分的非仏説論」の解説は、「大乗非仏説」の解説の一部です。
「大乗仏教内部での部分的非仏説論」を含む「大乗非仏説」の記事については、「大乗非仏説」の概要を参照ください。

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