大久保敏彦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大久保敏彦の意味・解説 

大久保敏彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 07:45 UTC 版)

大久保 敏彦(おおくぼ としひこ、1937年6月13日 - 2006年3月2日)は、日本のフランス文学者、翻訳家

神奈川県横浜市生まれ。1968年早稲田大学大学院文学研究科博士課程仏文専攻満期退学。1984年より日本大学教授を務めた[1]が、在任中に呼吸不全のため死去[2]カミュを専門とし、ドイツ占領下フランスについても研究を行った。

翻訳

  • 『さすらいの女』(コレット二見書房、コレット著作集4) 1973
  • 『カミユ論 人と作品』(アデル・キング、清水弘文堂) 1973
  • 『行動の社会学』(アラン・トゥーレーヌ、合同出版) 1974
  • 『カミュと神話の哲学』(モニック・クロシェ、清水弘文堂) 1978.1
  • 『物語ローマ誕生神話』(ガイ・ド・トーリーヌ、植田祐次共訳、社会思想社現代教養文庫) 1980.5
  • 『伝記アルベール・カミュ』(H・R・ロットマン、石崎晴己共訳、清水弘文堂) 1982.7
  • 『占領下のパリ文化人 反ナチ検閲官ヘラーの記録』(ゲルハルト・ヘラー、白水社) 1983.4
  • 『対独協力の歴史』(ジャン・ドフラーヌ、松本真一郎共訳、白水社、文庫クセジュ) 1990.6
  • 『カミュ 太陽の兄弟』(エマニュエル・ロブレス、柳沢淑枝共訳、国文社) 1999.12
  • 『アルベール・カミュ、アルジェ - 『異邦人』と他の物語』(クリスティアーヌ・ショーレ=アシュール、松本陽正共訳、国文社) 2007.11

ジャン・グルニエ

  • 『存在の不幸』(ジャン・グルニエ、国文社) 1983.2
  • 『自由の善用について』(ジャン・グルニエ、国文社) 1985.8
  • 『人間的なものについて』(ジャン・グルニエ、国文社) 1986.3
  • 『Xの回想』(ジャン・グルニエ、国文社) 1990.4
  • 『エジプトだより』(ジャン・グルニエ、国文社) 1996.9
  • 『エセー 日々の生活』(ジャン・グルニエ、国文社) 2001.7
  • 『アルベール・カミュ 思い出すままに』(ジャン・グルニエ、国文社) 2004.7

アルベール・カミュ

  • 『カミュ=グルニエ往復書簡 1932 - 1960』(国文社) 1987.9
  • 『カミュの手帖 1935 - 1959』(新潮社) 1992.8
  • 『最初の人間』(アルベール・カミュ、新潮社) 1996.8
  • 『転落』(カミュ、新潮文庫) 2003.4

脚注

  1. ^ 日本大学大学院芸術学研究科
  2. ^ 大久保敏彦氏死去 日本大教授 - 47NEWS



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大久保敏彦」の関連用語

大久保敏彦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大久保敏彦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大久保敏彦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS