大いなる転輪宇宙観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:28 UTC 版)
「次元界 (ダンジョンズ&ドラゴンズ)」の記事における「大いなる転輪宇宙観」の解説
この標準的な次元界の構造が初めて提示されたのは1978年7月の『ザ・ドラゴン』誌8号においてであった。これは1978年に出版されたAD&D第1版のプレイヤーズ・ハンドブック において再び提示され、1987年に出版された最初の『マニュアル・オブ・ザ・プレインズ』で更に詳細に解説された。これはAD&DとD&D第3版、第3.5版において根本をなす宇宙観であった。 多くの外方次元界が、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』第2版用の1994年に出版された「プレーンスケープ」キャンペーン設定で名称を変更された。2001年に出版された第3版の『マニュアル・オブ・ザ・プレインズ』において、新旧の名称は統合され、影の擬似次元界は影界に昇格し、主要物質界の名称は物質界に短縮され、各物質界は各々独自のエーテル界に接続しているものと設定された。 この宇宙観は通常、次元界と中継界が交互に配置された一連の同心円として表現される。内側から、内方次元界、エーテル界、物質界、アストラル界、外方次元界、彼方の領域の順に並べられる。影界と時の次元界が存在する場合、他の次元界からは独立しており、通常は物質界に接続しているものとされる。擬似次元界は通常はエーテル界に接続しているが、いかなる次元界に接続させることも可能である。擬似次元界以外のすべての次元界の広さは無限大である。
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