多くのグラム陽性菌、グラム陰性菌に効果がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 06:54 UTC 版)
「ST合剤」の記事における「多くのグラム陽性菌、グラム陰性菌に効果がある。」の解説
緑膿菌や嫌気性菌には効果がないが、肺膿瘍を起こすノカルジアや髄膜炎をおこすリステリア(ただし第一選択はアンピシリン)といった特殊な細菌から肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラキセラといった肺炎の起因菌にも効果がある。よってニューモシスチス肺炎か診断が十分につかない段階からも積極的に治療を行うことができる(呼吸苦の改善にはステロイドの方が効果的である)。非定型肺炎はカバーできないのでマクロライド、ミノサイクリン、ニューキノロン系を併用することもある。
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