外陣小壁画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 14:08 UTC 版)
上記12面の壁画のすぐ上、すなわち頭貫(かしらぬき、柱の頂部を水平方向につなぐ材)と天井の間の小壁面には『山中羅漢図』の壁画18面があった(6箇所にある扉の上にも小壁面があったので計18面となる)。この『山中羅漢図』については、明治時代以前に5面が既に塗り潰されて、残りも1949年の金堂の火災の際に粉砕され、現存していない。火災以前の写真は1面分が残るのみで、あとは明治時代に桜井香雲という画家が残した模写によっておおよその図様を知るのみである。
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