増加する応募者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/03 01:50 UTC 版)
「青年海外協力隊堕落論」の記事における「増加する応募者」の解説
1994年(平成6年)当時、青年海外協力隊の人気は高かった。1991年度(平成3年度)に、派遣定員が1,000人を越え、予算も増額されつづけた。協力隊への応募者は1993年(平成5年)の秋募集では5,000名を越え、さらに1994年(平成6年)の春募集では6,000名を越え、1991年(平成3年)と比較して3年間で倍増であった。 協力隊人気の背景として、自己資金の持ち出し無く2年間にわたり外国に行け、海外での生活を体験できることがあった。AERA誌に協力隊の記事を寄稿した伊藤は、1992年(平成4年)に始まる自衛隊のカンボジアへのPKO派遣(自衛隊カンボジア派遣)に始まる国際貢献ブームがあり、協力隊参加や協力隊事業に大義名分が立つと指摘した。さらにこのころの就職氷河期の影響もあり、応募者のうち、学生が4分の1を占めた。
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