塩酸ブロムヘキシンとは? わかりやすく解説

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塩酸ブロムヘキシン

分子式ClH C14H20Br2N2
その他の名称塩酸ブロムヘキシン、ビソルボン、Bromhexine hydrochloride、Bisolvon、ブロムヘキシン塩酸塩、コフチミ、Coughtimi、コフメジン、Cofmesin、ハピスオル、Hapysuol、ビソポロン、Bisopollon、フルペン、Fulpen、ベラミトール、Bellamitol、ルンボン、Lunvon、レベルボン、Lebelbon
体系名:ブロムヘキシン塩酸塩


ブロムヘキシン

(塩酸ブロムヘキシン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 09:52 UTC 版)

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ブロムヘキシン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
投与方法 経口
識別
CAS番号
3572-43-8
ATCコード R05CB02 (WHO)
PubChem CID: 2442
ChemSpider 2348
化学的データ
化学式 C14H20Br2N2
分子量 376.13
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ブロムヘキシン: Bromhexine)は去痰薬の一つであり、分子式C14H20N2Br2で表される有機臭素化合物。商品名はビソルボンなど。

医薬品としては塩酸塩 - Hydrochlorideブロムヘキシン塩酸塩 - : Bromhexine hydrochloride)の形で用いられる。ブロムヘキシン塩酸塩は水溶液中でイオン化され、アルカリ性化合物と反応することで、難溶性のブロムヘキシンとなり沈殿が生じる。

適応

  • 去痰
  • アルコール性慢性膵炎の患者に投与し、膵臓の腺房細胞でのムコ多糖の生成を抑えて膵液の粘性を下げ、症状を緩和する研究も行われている[1]

比較的副作用が少ないとされるが、食欲不振や吐き気、発疹、また稀にアナフィラキシーショックが生じることがある。塩酸ブロムヘキシンの分子量は412.6、CAS登録番号は611-75-6。

脚注

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