塩川 (山梨県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 塩川 (山梨県)の意味・解説 

塩川 (山梨県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/28 00:01 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
塩川
山梨県道616号鷹ノ巣橋より上流方向
水系 一級水系 富士川
種別 一級河川
延長 37.2 km
流域面積 389.7 km²
水源 奥秩父山塊
河口・合流先 釜無川左岸(国道20号塩川大橋付近)
流域 山梨県
テンプレートを表示

塩川(しおかわ)は、山梨県北杜市から同県韮崎市及び甲斐市境界付近までを流れる富士川水系の一級河川である。

地理と歴史的景観

奥秩父山塊の主峰金峰山付近から端を発し増富温泉郷を流れる本谷川、瑞牆山付近に端を発する釜瀬川が合流した地点から下流が塩川となる。現在この合流点には塩川ダム建設による人造湖(みずがき湖)があり、実質的には当ダムから下流域が塩川である。北杜市須玉町を南流し、韮崎市へ入ると概ね南東方向へ流れ、国道20号双葉バイパスの塩川大橋付近で釜無川に合流する。

水源の標高は約2,540m、釜無川合流地点は約320m。中上流部で両岸は険しい山地になっており、その間を縫うように蛇行しながら流れ、渓谷を形成する。上流部の通仙峡は紅葉の名所である。

流域には近世・近代の治水遺構が分布し、塩川下河原堤防遺跡・藤井下河原堤防遺跡からは近代の胴木(梯子土台)が出土しているが、同様の遺構は御勅使川からも出土しており、近代の治水技術の変遷を示す遺物として注目されている[1]

流域の自治体

山梨県
北杜市
韮崎市
甲斐市

支流

  • 小森川
  • 湯沢川
  • 栃沢川
  • 大林寺川
  • 須玉川
  • 南沢川
  • 正楽寺沢川
  • 三之蔵沢
  • 権現沢川
  • 黒沢川

橋梁と交差する交通

周辺

脚注

  1. ^ 平成20年度に「 塩川下河原堤防遺跡出土枠」として山梨県立博物館が収蔵。

外部リンク


「塩川 (山梨県)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「塩川 (山梨県)」の関連用語

塩川 (山梨県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



塩川 (山梨県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの塩川 (山梨県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS