堺まつりとは? わかりやすく解説

堺まつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/03 13:58 UTC 版)

堺まつり(さかいまつり)は、毎年10月の第3日曜日とその前日の土曜日に、大阪府堺市堺区で行われているイベント。国境の街「」を象徴する、旧国境の大小路を中心に開かれる。主催は堺観光コンベンション協会。

歴史

宿院頓宮への渡御祭にあわせて立つ大魚夜市1974年から一時期中断されたため、その代替的イベントとして同年より始まった経緯を持つ。なお、大魚夜市は1982年から再開されている。2020年、2021年の開催は中止となった[1][2]

内容

前夜祭、大パレード、大茶会、なんばん市を柱に実施される。堺市役所前庭や、地元商店街近辺などでも同時にイベントが行われる。

前夜祭

  • 土曜日、Minaさかい(市役所前市民交流広場)にて郷土芸能、芸能人、漫才師などを招いて行われる。
  • 同時間帯、Minaさかいで堺まつりふとん太鼓連合保存会により前夜祭が挙行され、6台のふとん太鼓が順に運行する。
  • 2006年にはJ:COM10局で生中継で放送された。

なんばん市

  • ザビエル公園内にて世界の食材の飲食ブース、地場産品即売会(刃物、和菓子、線香、昆布、織物など)、企業PRブース、各種団体によるステージが行われる。

大パレード

  • 日曜日の11:00開始。大小路橋近傍の堺市立熊野小学校前から大小路を約1km西進し、吾妻橋近傍の堺市立市小学校前に至る。大小路を中心とした近隣地域が歩行者天国となる。
  • 世界の民族衣装の行列、民族舞踊、地元幼稚園、小学校による鼓笛隊、変わり種自転車や一輪車、火縄銃隊による模擬射撃や堺にまつわる団体、芸能人が参加し、最後は10台のふとん太鼓が運行し(2022年度はフェニックス通りで6台の太鼓台が運行)17:00頃幕を閉じる。総勢約7000人がパレードに参加。
  • パレードの模様は、堺地区のケーブルテレビ局、J:COM堺での生中継放送が行われている。

大茶会

大仙公園内と南宗寺において同時開催される。

大仙公園会場
  • 大学及び幼稚園による野点席、煎茶団体による煎茶席(堺市茶室「伸庵」)を実施。
  • 琴、尺八による演奏、和菓子の即売等も行われる。
南宗寺会場
  • 三千家による本点、野点席を実施。

脚注

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