基準割引率および基準貸付利率の変更(公定歩合操作)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 09:15 UTC 版)
「金融政策」の記事における「基準割引率および基準貸付利率の変更(公定歩合操作)」の解説
中央銀行が民間銀行に資金を貸すときの利子率(金利)である公定歩合(基準割引率および基準貸付利率)を変化させ、民間銀行が中央銀行から資金の貸し借りを調整する。金利政策は基本的な金融政策である。日本では従来、公定歩合が操作目標であったが、2014年現在ではインターバンク市場への介入による短期金利(無担保コール翌日物)の操作が主軸となっている(アメリカでは、フェデラル・ファンド金利)。これにより、銀行の調達コストを調節し、貸出金利に影響を与え経済情勢を調節する。インターバンク市場が活発なときに影響力を発揮する。利子率の上昇(低下)は、産出量(GDP)の減少(増加)をもたらす。
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