地質・鉱床
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 03:10 UTC 版)
鉱山付近の地質は古生層に属する砂岩・粘板岩・硅岩の互層に、橄欖岩・石英閃緑岩・花崗岩が貫入している。鉱床は古生層と橄欖岩・蛇紋岩の接触部付近の蛇紋岩中の割れ目を充填するものと、輝緑岩岩体を鉱染した鉱床からなり、東西1500m南北700mの範囲が開発された。充填鉱床の主要な鉱脈は二十数本あって、それぞれ約200mの長さがあり、鉱脈の厚さは平均12㎝でところによっては1m内外の部分があった。銅品位は8-10%と良好で15%のものも産出した。坑道の最深部は500mに達した。鉱石は主に黄銅鉱と磁硫鉄鋼であった。
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