地理学の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 04:47 UTC 版)
地理学の根本的な発想である「よその土地はどうなっているのか?」という疑問は、人類が未文明の状況から脱したときに既に必然的に生じえたものといえるが、文献的に確認できる地理学発祥の地は古代ギリシアである。地理学を意味するgeo(土地)graphia(記述)は、エラトステネスなど当時のアレキサンドリア学派によってつけられたと考えられているが、これもそのような他の土地を研究するという意味合いでつけられたものであった。地理学は、学問としては哲学に並ぶ人類最古の学問なのである。
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