地球規模の無線送電システムの構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 17:17 UTC 版)
「ニコラ・テスラ」の記事における「地球規模の無線送電システムの構想」の解説
テスラ自身は「世界(無線)システム」(World Wireless System)と呼んだ構想。(「Tesla World system」とも) 巨大なテスラコイルで発生させた電磁波を用いて無線で送電を行う装置の構想であり、ひとつの巨大な送電装置を地球上のどこかに設置することで、ケーブルを使わずに、地球上のありとあらゆる場所に電力を送り届ける、という構想である。実際にニューヨーク州ロングアイランドに「ウォーデンクリフ・タワー」を建設し、実験も行った。ただし、実験で用いた周波数が150キロヘルツと低かったため、減衰が大きく、到達地点では微弱になりすぎ、[要出典]これは実用化には至らなかった。
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