地名の変更と保存・復活運動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 14:20 UTC 版)
日本では、上記のような宅地開発や市町村合併に加えて、住居表示法施行(1962年)によって、新たな地名や合成地名が誕生したり、古来の地名が消滅したりしてきた。こうした動きには批判的な意見もある。地名の保存を強く訴えた民俗学者の谷川健一は1978年に「地名を守る会」を発足させ、1981年には「日本地名研究所」(地名研)を設立。地名研を母体に博物館を作る構想は立ち消えとなったが、神奈川県川崎市教育委員会の「地名資料室」に引き継がれている。 石川県金沢市や東京都千代田区などでは旧町名復活運動が進められ、一部は実現した。
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