地下鉄車両の非常扉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 15:36 UTC 版)
地下鉄車両(地下鉄等旅客車)や地下鉄乗り入れ仕様の車両では先頭車両に貫通扉を必要としない場合でも、非常用として非常扉の設置が鉄道に関する技術上の基準を定める省令により求められている(下記のように例外もある)。これは、車両とトンネル壁間にスペースがなく、乗客が側入口の扉を開けて避難できない場所で用いるもので、車両の末端部から乗客を車外に脱出・誘導する際に使用する目的で設けられている。 この目的で設置される貫通扉の場合、車両間を行き来する必要がないため、デザイン上の理由から、取り付け位置をオフセットさせたり、外開き式のプラグドアとしたりする例も見られる。
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