土浦日活劇場とは? わかりやすく解説

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土浦日活劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 02:57 UTC 版)

土浦日活劇場(つちうらにっかつげきじょう)は、かつて存在した日本の映画館である[1][2][3]。成立年代は不明であるが、歌舞伎を上演できる芝居小屋小野座(おのざ)として開業、大正時代初期(1910年代)にすでに茨城県新治郡土浦町(現在の同県土浦市)にあって、映画常設館に数えられている[4][5][6][7]。1930年(昭和5年)までに中央劇場(ちゅうおうげきじょう)と名称を変え[8][9][10][11]第二次世界大戦後は小野座の名称に戻した[12][13][14]。1978年(昭和53年)以降、土浦にっかつ(つちうらにっかつ)とした時期がある[15][16][17]。土浦市内に最初に開業した映画館として知られる[4][5][6][7]


注釈

  1. ^ 1960年の映画館(関東地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[13]

出典

  1. ^ a b c d 年鑑[1965], p.240.
  2. ^ a b c 便覧[1970], p.68.
  3. ^ 『土浦映画館いまむかし』、茨城新聞、1997年1月6日付。
  4. ^ a b c d キネマ・レコード[2000]復刻、p.381.
  5. ^ a b c d 年鑑[1925], p.466.
  6. ^ a b c d 総覧[1927], p.659.
  7. ^ a b 総覧[1929], p.258.
  8. ^ a b 総覧[1930], p.564.
  9. ^ a b 昭和7年の映画館 茨城縣 21館”. 中原行夫の部屋(原典『キネマ旬報』). 2016年7月29日閲覧。
  10. ^ a b c 年鑑[1942], p.10-48.
  11. ^ a b c 年鑑[1943], p.462.
  12. ^ a b 総覧[1955], p.33.
  13. ^ a b c 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。
  14. ^ a b c d e 総覧[1963], p.50.
  15. ^ a b c d 年鑑[1987], p.91.
  16. ^ a b c d 年鑑[1989], p.135.
  17. ^ a b 名簿[1989], p.51.
  18. ^ a b 名簿[1990], p.51.
  19. ^ a b 名簿[1991], p.75.
  20. ^ 利倉[1979], p.446.
  21. ^ 現代史[1981], p.147.
  22. ^ 雨宮[1999], p.23.
  23. ^ 茨城県[1975], p.52.
  24. ^ 現代史[1981], p.169.
  25. ^ 雨宮[1999], p.44.
  26. ^ 吉田[2001], p.269.
  27. ^ 東[2005], p.251.
  28. ^ 霞 通巻第7号 (PDF)土浦市立博物館、2009年5月16日付、2013年8月28日閲覧。
  29. ^ a b 霞浦劇場(土浦)が取り壊しへ 木造映画館、老朽化で76年の歴史に幕常陽新聞、2003年9月3日付、2013年8月28日閲覧。
  30. ^ つくば教映社、公式ウェブサイト、2013年8月28日閲覧。
  31. ^ 名簿[1988], p.69.


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