土壇状遺構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:30 UTC 版)
闘鶏山古墳の前方部の前面に、南北約17メートル、東西約16メートルの方形をした土壇状遺構が発見された。古墳本体と同じく土壇全面が石で覆われていた。土壇の中央部には東西4.6メートル、南北が2.8メートルの穴が掘られており、そしてすり鉢状に掘られた穴の底部はいったん平坦になり、そこから更に東西約3.5メートル、南北約1メートルの穴が掘られていた。このような2段になって掘られた穴は2段墓坑と呼ばれる埋葬施設と見られ、闘鶏山古墳被葬者と関係の深い人物が葬られたものと推定される。
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