国際連合安全保障理事会決議143とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議143

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 10:18 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議143
日付: 1960年7月17日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 873回
コード: S/RES/143 (UNSCR143)
文書: 英語 日本語訳

投票: 賛成: 8 反対: 0 棄権: 3
主な内容: ベルギー軍のコンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)からの撤収要請と国連軍の編成
投票結果: 採択

安全保障理事会(1960年時点)
常任理事国
 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
アルゼンチン
セイロン
エクアドル
イタリア
ポーランド
チュニジア

国際連合安全保障理事会決議143(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ143、: United Nations Security Council Resolution 143, UNSCR143)は、1960年7月17日国際連合安全保障理事会で採択された決議ベルギーに対してコンゴ共和国からの軍の撤退を要請すると共に、ダグ・ハマーショルド国連事務総長にコンゴへ派遣する国連軍編成の権限を与えるものである。決議は賛成8票・棄権3票で採択された。

内容

国連憲章第99条の下に行動するとしたダグ・ハマーショルド国連事務総長の報告の後[1]国際連合安全保障理事会の第873回会合において、コンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)のパトリス・ルムンバ首相ジョセフ・カサブブ大統領よりハマーショルド宛に出された軍事支援要請を考慮してベルギー政府に対してコンゴ共和国領土からの撤退を要請し、ハマーショルドに国連軍国連コンゴ活動)編成の措置を講じる権限を与えた。

決議は賛成8票・棄権3票(フランスイギリス中華民国)で採択された。

脚注

  1. ^ Karel C. Wellens (英語). Resolutions and Statements of the United Nations Security Council (1946–1989)– A Thematic Guide. T.M.C. Asser Instituut. p. 31. ISBN 978-0-7923-0796-9 

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