国鉄ホキ5400形貨車とは? わかりやすく解説

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国鉄ホキ5400形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:28 UTC 版)

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国鉄ホキ5400形貨車
基本情報
車種 ホッパ車
運用者 日本国有鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
所有者 磐城セメント住友セメント
製造所 川崎車輛
製造年 1961年昭和36年)
製造数 13両
消滅 1989年平成元年)
常備駅 上白石駅
主要諸元
車体色
専用種別 ドロマイト
軌間 1,067 mm
全長 10,200 mm
全幅 2,550 mm
全高 3,430 mm
ホッパ材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 35 t
実容積 22.0 m3
自重 15.0 t
換算両数 積車 5.0
換算両数 空車 1.6
台車 TR41C
車輪径 860 mm
軸距 1,650 mm
台車中心間距離 6,100 mm
最高速度 75 km/h
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国鉄ホキ5400形貨車(こくてつホキ5400がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)及び1987年昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍したホッパ車である。

概要

本形式は、1961年(昭和36年)2月7日に川崎車輛にて13両(ホキ5400 - ホキ5412)が製造されたドロマイト専用の 35 t私有貨車である。

所有者は、磐城セメントの1社のみであり、常備駅は東武鉄道会沢線の上白石駅であった。その後1963年(昭和38年)10月1日に社名が住友セメントに変更された。

1ロットのみの製造であったため形態の変化のない形式であった。荷役方式は、上入れ、自重落下底開き式の下出し方式である。台車はベッテンドルフ式のTR41Cであり、車輪が巻き上げた泥が取出口に付着するのを防ぐため、台車脇に大型の泥除けが設けられている。

全長は10,200 mm、全幅は2,550 mm、全高は3,430 mm、台車中心間距離は6,100 mm、実容積は22.0 m3、自重は15.0 t、換算両数は積車5.0、空車1.6である。

1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車の車籍がJR貨物に継承されたが、1989年平成元年)11月27日に全車一斉に廃車となり形式消滅した。

参考文献

  • 鉄道公報
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)
  • 吉岡心平『RM LIBRARY 140 有蓋ホッパ車のすべて(上)』(ネコ・パブリッシング、2011年)ISBN 978-4-7770-5306-3

関連項目




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