国連加盟をめぐって

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国連加盟をめぐって

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/27 09:15 UTC 版)

「内山岩太郎」の記事における「国連加盟をめぐって」の解説

第二次世界大戦後の日本が国際連合への加盟を目指した時、ソ連をはじめとする共産圏諸国以上に大きな障壁として立ちはだかったのが、安全保障理事会非常任理事国のフィリピンだった。内山はフィリピンとの交渉の中で、日本軍が破壊したマニラの大寺院の復興を条件にフィリピン側の譲歩を狙った。この戦法があたり、フィリピン側の譲歩につながった。ただし、寺の復興への協力は得られず、内山はひとりでこの事業に従事し、1958年までかかって完成させた。