国民投票に至る経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/10 04:57 UTC 版)
「原発新設の是非を問うリトアニアの国民投票」の記事における「国民投票に至る経緯」の解説
ヴィサギナス原発は、2009年末までに運転が停止されたイグナリナ原発の隣に建設される予定の原発で2020年から22年までの完成を目指している。原発建設は、エネルギーの約80%を隣国のロシアに依存している状況を改善する目的から進められ、2011年3月には日立製作所と事業権付与契約を結び、同年6月には議会で承認された。しかし、巨額な建設費用が必要となる現行計画への反発と2011年3月に発生した東京電力福島第一原発事故後、原発への安全性に対する不安が高まり、建設に反対する声も少なくなかった。そのような中、野党により原発新設の是非を問う国民投票の議案が議会に提出され、2012年7月16日に半数を超える賛成で可決。10月に行われる議会選挙と同時に実施されることとなった。
※この「国民投票に至る経緯」の解説は、「原発新設の是非を問うリトアニアの国民投票」の解説の一部です。
「国民投票に至る経緯」を含む「原発新設の是非を問うリトアニアの国民投票」の記事については、「原発新設の是非を問うリトアニアの国民投票」の概要を参照ください。
- 国民投票に至る経緯のページへのリンク