くず【▽国×栖/▽国巣/▽国×樔】
読み方:くず
《「くにす」の音変化》
1 古代、大和の吉野川上流の山地にあったという村落。また、その住民。宮中の節会(せちえ)に参り、贄(にえ)を献じ、笛を吹き、口鼓(くちつづみ)を打って風俗歌を奏した。くずびと。
2 古代、常陸(ひたち)国茨城郡に住んでいた先住民。つちくも。やつかはぎ。
「—、名は寸津毘古(きつひこ)、寸津毘売(きつひめ)」〈常陸風土記〉
くに‐す【国×栖/国巣/国×樔】
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