国家の対外行動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 10:08 UTC 版)
戦争・紛争以外の領域でも、様々な側面から国家の行動を説明しようとする試みが続けられている。その中でも、代表的なものはウォルツによる勢力均衡論である(国家戦略の類型としての勢力均衡とは別物)。突出した勢力を持つ国が現れるとそれに対抗する連合体が形成される傾向があるという仮説で、現在に至るまで修正を加えながら検討が重ねられているがはっきりと経験的に実証されてはいない。国家がどのような状況下で勢力均衡(バランシング)、追随(バンドワゴニング)、日和見(バックパシング)のような行動を取るかについては明確な結論は出ていない。
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