国・八王子労基署長(パシフィックコンサルタンツ)事件
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1968年3月、パシフィックコンサルタンツ株式会社に土木技師として入社した労働者が、セントヴィンセント及びグレナディーンズ諸島国に出張中、うつ病を発症し、1999年10月1日、同地で自殺した事件。当該人物は、1970年以降、イラク共和国、アラブ首長国連邦、パキスタン・イスラム共和国、インドネシア共和国、タイ王国、フィリピン共和国等に派遣され、主として港湾建設の土木技術者として設計、監理業務を中心に業務を遂行していた。 当初は労働基準監督署に労働災害として認定されなかったが、2007年5月24日に東京地方裁判所は業務起因性を認定した。
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