図書館司書への転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/31 20:16 UTC 版)
「森清 (図書館学)」の記事における「図書館司書への転身」の解説
ところが、1930年(昭和5年)に岡山に引き揚げていた実家から妹の訃報が入り、その後の後始末の心労から神経衰弱に罹ったため、間宮商店を退社して岡山で静養生活を送ることになる。その頃、新設の鳥取県立図書館が「日本十進分類法」の採用にあたって森を招聘したいとの意向を伝えてきた。森の将来を危惧していた間宮は森に鳥取行きを勧め、1931年(昭和6年)に森は同館の司書に採用された。その後、1934年(昭和9年)に神戸市立図書館に転任、1938年(昭和13年)には上海の上海日本近代科学図書館、翌年には同地にあった華中鉄道の付属図書館に移った。森はここで戦時中を過ごす事になる。
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