回転式火花送信機と世界初の大西洋横断双方向通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 14:30 UTC 版)
「レジナルド・フェッセンデン」の記事における「回転式火花送信機と世界初の大西洋横断双方向通信」の解説
大西洋横断無線電信サービスの確立に挑戦することが決定され1906年1月10日、回転式火花送信機を使って大西洋を横断する無線電信実験を成功させた。ブラントロックと全く同じ設備をスコットランドのマクリハニッシュに建設し、両者の間でモールス符号によるメッセージを相互に交換したのである。マルコーニは当時、一方向の通信しか成功させていなかった。ただし日中や夏季にはこの長距離の通信はできず、実験は冬になるまで一時中断された。1906年12月6日、「支持用ケーブルをずらす作業をしているとき、作業員の1人の不注意で」マクリハニッシュの無線塔が倒壊し大西洋横断実験が不可能となり商業化も遠のいた。
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