噴火を撮影し逃げ遅れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:05 UTC 版)
「2014年の御嶽山噴火」の記事における「噴火を撮影し逃げ遅れ」の解説
犠牲者のうち10人近くの検視を担当した医師によれば、7 - 8割が後頭部・背中に致命傷を負っており、そのうちほぼ半数が噴火の写真を撮影していた。噴火4分後の27日11時56分に撮影された記録が残るカメラもあり、医師は「写真を撮らず早く逃げていれば」と語った。なお、早川由紀夫は、火山礫(火山弾や噴石)が形成したクレーター状の痕跡の分析から、人的被害を与えた火山礫は噴出口から直接飛来したものではなく「5,000メートル上空に立ち上った噴煙から3分から4分後に落下した火山礫」によるものとする見解を示している。
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