唐悕望処(とうきぼうしょ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:49 UTC 版)
「十六小地獄」の記事における「唐悕望処(とうきぼうしょ)」の解説
病気で苦しんだり、生活に困ったりしている人が助けを求めているのに、助けると口先ばかりで嘘をついて、実際には何もしてやらなかった者が落ちる。目の前においしそうな料理が出現するので駆け寄ると、途中に生えた鉄鉤で傷つき、しかもたどり着くと実は料理に見えたのは熱鉄や糞尿の池で、その中に落ちて苦しむ。また、夜露をしのぐ家を貸すといって貸さなかった者は、深さ50由旬の瓶の中で高熱の鉄汁に逆さまに浸されるなど、嘘に応じた罰がある。
※この「唐悕望処(とうきぼうしょ)」の解説は、「十六小地獄」の解説の一部です。
「唐悕望処(とうきぼうしょ)」を含む「十六小地獄」の記事については、「十六小地獄」の概要を参照ください。
- 唐悕望処のページへのリンク