和賀軽便軌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 16:07 UTC 版)
和賀軽便軌道は、1907年から1922年まで黒沢尻(現北上駅)と仙人(現和賀仙人駅付近)の間で運行されていた軌間762mmの軽便鉄道である。途中に、北鬼柳、江釣子、大坊、野中、曲屋敷、土堀、下村、鳥谷森および水沢の各停留所があった。雨宮敬次郎が運営する仙人鉱山・仙人製鉄所の貨物運送を主な目的として開業した。開業当初は人が車両を押す人車鉄道であり、のちに馬を動力とする馬車鉄道に変更された。軌道は主に平和街道上の併用軌道であった。北上市立博物館に当時の有蓋車が静態保存されている。
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