味摩之とは? わかりやすく解説

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みまし【味摩之】

読み方:みまし

飛鳥(あすか)時代日本伎楽伝えたとされる百済(くだら)の人。推古天皇20年(612)に渡来し大和桜井少年たち伎楽教えたという。生没年未詳



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木造伎楽面重要文化財。奈良時代。木造伎楽面29面と乾漆伎楽面1面の計30面が重要文化財に指定され、木造伎楽面残欠5片と乾漆伎楽面残欠7片が附指定となっている。伎楽は推古天皇20年に百済人の味摩之が日本へ伝えたとされる仮面舞踏劇である。天平勝宝4年の東大寺大仏開眼会でも伎楽が演じられ、その時に使用した伎楽面が正倉院と東大寺とに残っている。正倉院に残る伎楽面は171面であり、東大寺所蔵の伎楽面30面と断片7面分も正倉院所蔵分と一連のものである。前述のように、30面のうちの1面と断片のうち4面分のみが乾漆造で他はすべて木造である。伎楽のストーリーについて正確なことはわかっていないが、狛近真の『教訓抄』という書物によると、恐ろしい顔をした「崑崙」が「呉女」という美女に懸想して卑猥なふるまいをするが、「力士」にこらしめられる、という滑稽なストーリーであったと推定される。『西大寺資財帳』によると、使用される面は治道、師子、師子児、呉公、金剛、迦楼羅、崑崙、呉女、力士、波羅門、太孤父、太孤児、酔胡王、酔胡従の14種類、23面であった。これら14種類の面の名称が、現存する伎楽面のどれに該当するのかについては、昭和戦前期から研究が積み重ねられてきたが、一部の面については名称に混乱が生じており、『奈良六大寺大観 東大寺二』の解説は、東大寺所蔵の30面がそれぞれいずれの面種に該当するかの特定を避けている。成瀬正和の分類によれば、30面の内訳は、治道1面、童子の面5面、呉公1面、金剛1面、迦楼羅1面、崑崙4面、力士2面、波羅門3面、太孤父4面、酔胡王1面、酔胡従7面となっている。30面の中には面裏に天平勝宝4年の年紀や面の作者名を墨書するものもあり、作者としては捨目師、基永師、延均師、相李魚成の4名の名が判明している。木造伎楽面
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