向井地美音ソロコンサート 〜大声でいま伝えたいことがある〜とは? わかりやすく解説

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向井地美音ソロコンサート 〜大声でいま伝えたいことがある〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 14:25 UTC 版)

向井地美音 > 向井地美音ソロコンサート 〜大声でいま伝えたいことがある〜
向井地美音ソロコンサート
〜大声でいま伝えたいことがある〜
日付2017年1月19日
時刻18:00(開場)
19:00(開演)
会場東京ドームシティホール
場所東京都文京区ミーツポート
種別コンサート
主催者株式会社AKS
向井地美音ソロコンサート
〜大声でいま伝えたいことがある〜
向井地美音ライブ・ビデオ
リリース
録音 ・2017年1月19日
東京ドームシティホール
ジャンル J-POP
レーベル AKS
プロデュース 秋元康
(総合プロデュース)
EANコード
EAN 4580303217313(DVD)
EAN 4580303217320(BD)
作品紹介映像
向井地美音ソロコンサート 〜大声でいま伝えたいことがある〜 - YouTube
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向井地美音ソロコンサート 〜大声でいま伝えたいことがある〜』(むかいちみおんソロコンサート おおごえでいまつたえたいことがある)は、2017年平成29年)1月19日に東京ドームシティホール(ミーツポート内)で開催された、AKB48メンバー・向井地美音のソロコンサートである。

2017年8月4日に当コンサートを収録したDVDBlu-ray Discがリリースされた。

背景

向井地美音は1歳時からの子役活動を経て、2013年にアイドルグループ・AKB48に加入。第15期研究生からチーム4を経てチームK(公演当時)に異動した後、2016年6月1日発売のシングル「翼はいらない」でセンターに抜擢されるまでに成長した[1]

当コンサートの開催概要は、2016年12月18日にインテックス大阪で行われた「ハイテンション」劇場盤発売記念大握手会にて発表された[2][3]AKB48グループは2017年1月14日と15日に『新春!チーム8祭り』[3]、同16日に『AKB48 13期生公演』、同18日に『AKB48 16期生コンサート』が東京ドームシティホールにて開催されており[4]、当コンサートはその5日目として位置づけられた。

なお、開催日は、向井地がAKB48のオーディションに合格して4周年となる記念日でもある[1][5]

内容

会場となった東京ドームシティホール

当コンサートで歌われた楽曲は計23曲で、セットリストは先輩の柏木由紀に相談しながら決めたとのこと[6]

特にダンスがあまり得意ではなかったという向井地のために[7]、12名の女性ダンサーがサポートメンバーとして参加[5]。また、かつてのAKB48の先輩メンバーの映像をバックに歌う楽曲も編成されており[2][5]、訪れたファン曰く「神が見守ってるみたい」と驚きの声が上がった[6]

衣装は新たに5着が茅野しのぶ(オサレカンパニー)によって制作[6]。それらを紹介するためにDVDでは“テイクアウトライブカード”という衣装紹介動画が収められており、これはAKB48グループ史上初の事である[6]

本編最後では、「4年間、早いようで長いようであっという間だった」とAKB48加入からの4年間を振り返り[2]

私は、これからはもう、いい子ちゃんでいるのはやめようと思います。

AKB48の先頭に立って、グループを引っ張る存在になりたい。でもどこか遠慮してしまう自分がいるのも事実です。「私がやらなきゃ誰がやるんだ!?」と…。 私はAKB48の20周年(2025年)まで居続けたいと本気で思っています。それだけ私はAKB48が大好きだし、AKB48愛は本気なので、これからもそんな私を支え続けてくれたら嬉しいです。

皆さん、あと9年“オタ卒”できないけどいいですか?

と高らかに宣言した[2][5]。事実、向井地は当コンサート開催から2年3か月後の2019年4月1日より、横山由依からAKB48グループの第3代目総監督を引き継いでいる。

リリース

当コンサートのDVD・BDは2枚組となっており、Disc2には当日までのメイキング映像や、向井地によるコメンタリー集を収録。また特典として先述のテイクアウトライブカードや、公演時の生写真、イベント抽選券が封入されていた。

販売形態
規格 発売日 レーベル 品番
DVD 2017年8月4日 (2017-08-04) AKS AKB-D 2354
Blu-ray Disc AKB-D 2355

セットリスト

  1. Overture
    向井地が生まれた頃からの秘蔵写真や、AKB48加入時以降の映像を編集したものが流れる[5]
  2. 天使のしっぽ
    自身がAKB48の劇場公演で初めて歌った楽曲の一つ[1]。当コンサートではバックダンサーと共に純白の衣装で歌い踊る。
  3. 憧れのポップスター
    ダンサーがヘアメイクやカメラマンなどに扮して向井地を取り囲む。
  4. 彼女になれますか?
    曲の途中で向井地が「あの…、私をあなたの彼女にしてくれますか?」と告白する演出がある。
  5. Dear My Teacher
    自身が好きな楽曲の一つ[7]。歌唱後の挨拶では「会場中がみーおんのうちわでいっぱい!」と大興奮だった[2]
  6. ガラスのI LOVE YOU
    ここからの3曲は「LOVEメドレー」として構成。向井地の15秒の早着替えをダンサー達によって行った後、AKB48のロゴ入りトロッコに乗って歌唱する[7]
  7. ハート型ウイルス
  8. LOVE修行
    テニス部に入っていた向井地が「30秒で30球のサインボールをテニスラケットで客席に打つ」という荒技に挑んだが[5]、あまりにも限られた時間内で打てなかったため、残ったボールはそのまま素手で投げていた[2][7]。MCの後には向井地がAKB48劇場内で行われたインタビュー映像が流れ、グループに入るきっかけや特別な存在となったメンバー等の思い出を語った[2][7]
  9. 制服レジスタンス(with板野友美
    ここからレジェンドメンバーの歌唱映像をバックに向井地が歌唱。
  10. Bird(with高橋みなみ
    バックダンサーが黒い衣装で踊る。
  11. 黒い天使(with前田敦子
  12. ALIVE
    当コンサートで色んな一面を知ってもらいたいという意向から、急遽セットリストに加えたダンスナンバー[5][7]
  13. 翼はいらない
    向井地の初センター曲。MVと同様ギターを弾きながら歌唱した[1]。使用したギターは、2016年12月15日の『AKB48紅白対抗歌合戦』(当コンサートと同じ東京ドームシティホールにて開催)で横山由依が「365日の紙飛行機」を歌った際に使用したものである[8]
  14. 渚のCHERRY
    前田敦子から受け継がれる黄色い衣装で歌ったが、衣装は当コンサートのために新規制作されたものである[6]。この曲ではスタンドから登場してキャンディーを配る演出も[2]
  15. 未来の果実
  16. ポニーテールとシュシュ
  17. Everyday、カチューシャ
  18. 真夏のSounds good !
  19. 希望的リフレイン
    この曲の後に先述する「20周年まで居続けたい」発言が出る。
  20. 桜の木になろう

アンコール

  1. AKB参上!
  2. 大声ダイヤモンド
  3. LALALAメッセージ
    曲の途中でメンバーや元メンバーからのメッセージ映像が流れ、最後に紹介された小嶋陽菜は自身のキャッチフレーズである「埼玉県から来ました~」を継承してほしいとお願いした。その結果「埼玉県から来ました、みーおんこと向井地美音です!」と宣言し、公約を達成した[5][7]
  4. ヘビーローテーション
    大島優子からセンターを引き継いだ名曲[1]。歌唱後は当日出演した12名の女性ダンサーを紹介し、最後に向井地が「最高の日になりました!」と叫んでコンサートは終了した[5]

脚注

  1. ^ a b c d e Web Audition向井地美音(AKB48)スペシャルインタビュー』(インタビュアー:森野広明)、白夜書房、2017年8月4日https://www.web-audition.jp/column/interview-mukaichimion.html2021年11月28日閲覧 
  2. ^ a b c d e f g h 松井俊夫「魁!!48歌詞塾 第12回『with向井地美音(AKB48)』」『UTB+』36号、ワニブックス、2017年2月9日、44-45頁、2021年11月28日閲覧 
  3. ^ a b 新春!チーム8祭り/チケット先行発売のご案内”. AKB48オフィシャルブログ. サイバーエージェント (2016年12月18日). 2021年11月28日閲覧。
  4. ^ TDCホールイベント/チケット先行発売のご案内”. AKB48オフィシャルブログ. サイバーエージェント (2017年1月1日). 2021年11月28日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i “AKB48向井地美音が決意のソロコンサートで涙”. ドワンゴジェイピーnews (ドワンゴ). (2017年1月19日). https://web.archive.org/web/20211128072737/https://news.dwango.jp/idol/20055-1701 2021年11月28日閲覧。 
  6. ^ a b c d e ドワンゴジェイピーnews『AKB48の「救世主」向井地美音が覚悟を決めた夜』(インタビュアー:高橋学)、ドワンゴ、2017年8月25日https://web.archive.org/web/20190512025438/https://news.dwango.jp/idol/23720-17082021年11月28日閲覧 
  7. ^ a b c d e f g AKB48・向井地美音がソロコンサート開催「20周年までAKB48に居続けたい!」”. TV LIFE. ワン・パブリッシング (2017年1月20日). 2021年11月28日閲覧。
  8. ^ 横山由依 [@yui_yoko1208] (2016年12月15日). "#AKB紅白「365日の紙飛行機」、初挑戦のギターの弾き語りで歌わせていただきました!". X(旧Twitter)より2021年11月28日閲覧

外部リンク

AKB48公式サイト



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