名古屋市内乗入計画線(軌道条例)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 15:05 UTC 版)
「愛知電気鉄道」の記事における「名古屋市内乗入計画線(軌道条例)」の解説
名古屋市内への電車乗り入れは会社設立初期より構想されており、1909年(明治42年)11月24日には総延長41.0 kmにおよぶ市内乗入線の特許を申請している。既に市内電車を運行していた名古屋電気鉄道はこの動きに強く反発し、逆に愛電の営業圏である知多半島や三河方面への路線を出願するなど、一時両社は免許取得をめぐって互いを牽制し合う関係となっていた。愛電は形勢不利とみたか、その後3度にわたる変更申請で市内線の総延長を7.3 kmまで縮小しており、それに対して名古屋電気鉄道は知多方面線の申請を取り下げるなど、両社間で調整が図られた。
※この「名古屋市内乗入計画線(軌道条例)」の解説は、「愛知電気鉄道」の解説の一部です。
「名古屋市内乗入計画線(軌道条例)」を含む「愛知電気鉄道」の記事については、「愛知電気鉄道」の概要を参照ください。
- 名古屋市内乗入計画線のページへのリンク