同一周波数中継(SFN)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:18 UTC 版)
「日本の地上デジタルテレビ放送」の記事における「同一周波数中継(SFN)」の解説
親局と中継局(または基幹中継局と補助中継局)が同じ周波数で放送することが可能である。これにより電波の利用効率を大幅に高めることができるほか、外出先でワンセグ放送を受信する際に(受信端末の選局ボタンなどに登録している放送局の周波数と、外出先の地域における周波数が同じ場合には)設定をし直さなくて済むメリットがある。特に近畿地方で多く見られるが一部では混信による受信障害も発生しており、一例として生駒送信所と同一周波数で放送を行なっていた奈良県の大規模中継局である栃原中継局(近畿圏広域民放4局とNHK大阪Eテレ)の周波数が兵庫県の摩耶山送信所と同一周波数であったNHK奈良総合テレビと奈良テレビ放送を含めて全局が2012年1月末をもって変更される事例も発生している。
※この「同一周波数中継(SFN)」の解説は、「日本の地上デジタルテレビ放送」の解説の一部です。
「同一周波数中継(SFN)」を含む「日本の地上デジタルテレビ放送」の記事については、「日本の地上デジタルテレビ放送」の概要を参照ください。
- 同一周波数中継のページへのリンク