吉田古麻呂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 14:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動吉田 古麻呂(きった の こまろ)は、奈良時代の貴族・医師。典薬頭・吉宜の子。官位は従五位下・内薬正。
経歴
光仁朝にて内薬佑を務め、宝亀7年(776年)外従五位下、宝亀10年(779年)外正五位下に叙せられる。
天応元年(781年)桓武天皇の即位後まもなく内位の従五位下に叙せられると、延暦3年(784年)には内薬正に昇格した。またこの間侍医も務めている。
官歴
『続日本紀』による。
- 時期不詳:正六位上。内薬佑
- 宝亀7年(776年) 正月7日:外従五位下
- 宝亀9年(778年) 2月4日:兼豊前介
- 宝亀10年(779年) 2月11日:外正五位下
- 天応元年(781年) 4月15日:従五位下(内位)
- 時期不詳:侍医
- 延暦3年(784年) 4月7日:内薬正、侍医如故
- 延暦5年(786年) 正月24日:兼常陸大掾
系譜
脚注
参考文献
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