合成勾配(道路)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 18:33 UTC 版)
縦断勾配と片勾配(横断勾配)を合成した勾配を合成勾配と言い、路面の最急勾配となる。道路の縦断勾配のある区間で平面曲線がある場合、合成勾配が生じる。ここで自動車は勾配抵抗と曲線抵抗を同時に受け、通常より抵抗が大きくなる。特に急勾配で曲線半径が小さい場合は、運転上危険が生じやすい。 その大きさは、 S = i 2 + j 2 {\displaystyle S={\sqrt {i^{2}+j^{2}}}} ここに、 S : 合成勾配 (%) i : 片勾配 (%) j : 縦断勾配 (%) で得られる。
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